カメムシ捕獲(1)の方式を長らく利用してきましたが、2015年秋から新たな捕獲方式を採用しました。それがペットボトル利用です。前の方式では、ティッシュがもったいないのと、結構捕まえられない場面があるという欠点があったのです。その欠点を解消すべく、他の方のブログなどを拝見したりしていて制作しましたのがこちらのカメムシ捕獲器です。
写真のようにペットボトルを切断し、上のふたの方を逆さまにして使います。
(1)基本的な持ち方です。中身が見えすぎてイヤという方は、外に紙を巻いてゴムで留めておいてもいいでしょう。
(2)カメさんは、赤色マグネットで代用させていただきます。例えば、カメさんが壁にいるとします。そのカメさんの下に写真のようにもっていきます。怖がってビクビクしなくても大丈夫。
(3)するとカメさんは、飛んで逃げようとしますが体が重いので上には飛べずペットボトルの上に乗っかり、そのまま中にポトンと落ちます。そんなうまくいくはずが無いと思われるかもしれませんが、おもしろい程その通りになります。
(4)そうやって、どんどんカメさんを中に溜め込んでいき、ゴミ収集日などにまとめてポイします。捨てる時には、写真のように上の部分を外して、中身(カメさんたち)を大きい紙袋などに入れて捨てます。カメさんは、圧迫したり水をかけたりすると臭いを出しますから、そういうことはしないようにご注意を。
(1)用意する材料はこちらです。ペットボトルとカッターまたはホットカッター(Amazon)です。ペットボトルをこの写真を撮った時はまだどれがいいか決めていませんでしたのでサイダーのボトルになっていますが、おすすめは伊右衛門のお茶です。それとカッターナイフでもペットボトルが切れますが、指を切ったりしないように十分ご注意ください。思いがけない怪我をしてしまいます。ホットカッターが千円程度ですので、おすすめです。
(2)ペットボトルの余計な包みやキャップを外します。
(3)切断をします。最初の写真はサイダーのボトルですが、これだとどこを切ればいいのか分かりにくいです。次の二本のボトルが写ってるのが伊右衛門のお茶のペットボトルです。三枚目の写真で分かるように、ちょうど切断するのにいいところに溝があります。
(4)切断をした後、下側のボトルの切り口に写真のような切れ目を入れます。柄で分かりやすいので自分は8カ所入れてますが、これはお好きなようでかまいません。何故入れるのかは、後ほど分かります。
(5)切断した上側のボトルを逆さまにして、写真のように入れます。先ほど切れ目を入れたので、手のひらで押さえるとパチンとはまって固定されます。
(6)これで完成です。上から転げ落ちたカメさんは、この中に入っていきます。
ペットボトルは、どんなものでもいいようですが、その中でもおすすめは「伊右衛門」です。これの500mlがこれには一番良いというのを発見いたしました。四角いのや丸いの、銘柄も色々試してみましたが、私が試した中では、これが最適でした。何が決め手かと言うと、あとから滑るふたをつけた時に、中に落ちること無くスムーズにパチンとおさまるのです。押しすぎて中へ落ちてしまうこともありません。←これは結構大事なことです。中にカメムシがたくさんいる時に、誤ってふたを押し込んでしまうと悲惨な事になってしまいます。
捕らえたカメムシが口から出てくるのでは?という心配があります。御意!出てこないという保証はありません。ですから、口に写真のようにティッシュを「ほにゃ」と入れております。ギュッとなんかする必要はありません。ギュッとしておくと、間違って誰かが奥に押し込もうなんて思ったりして、ふたが中に押し込まれて前述の通り、悲惨な事になる危険性があります。(写真もふにゃとなってピンぼけしてますがご容赦を。
(1)カメさんがボトルの上の方に上がってきてる。この場合、口はティッシュでふさいでありますから絶対に外には出て来られませんが、上まで上ってきてるのを見るだけで気持ち悪いという時は、そのままペットボトルをかたい床や机の上などでトントンとすると下に落ちます。でも元気のいいのはすぐにまた上がってきますが。見慣れてくると気にならなくなりますから、しばらくは辛抱でしょうか。
(2)それでも気になる。後は野となれ山となれ方式で、とにかく上がってきて欲しくないという場合は、軽くボトルを左右に振ってあげましょう。中で怒り狂ったカメさんたちが、お互いに放屁しあってしばらくすると全員おだぶつとなります。それくらいこの臭いはきついのですね。でも中に残ったこの臭いはず~っと中に残りますから、ゴミ捨ての時に息止め時間が長くなります。えげつない香りになりますから。
(3)ペットボトルの中に、油や洗剤を入れるという手もあります。でもこれはおすすめしません。おだぶつはすぐで、臭いも無いですが、ボトルがベタベタになって捨てる時に困ります。自分はその処置はしたことがありませんから、どういう弊害があるか分かりませんが、困難であろうことは想像できます。理想は、振ったりもしないで、カメさんを中で放置したままゴミ収集日に大きな紙袋に中だけポイする方式です。自分はそうしています。